新幹線と飛行機の比較をすると

新幹線と飛行機の比較をすると、新幹線は陸路・飛行機は空路という、交通の場所の違いがまず挙げられるます。

飛行機は高所恐怖症の人、墜落事故が怖い人が、飛行機に乗ることは勇気がいるというより恐怖を感じるでしょう。

実際に飛行機で不時着水、胴体着陸を経験したりすると、トラウマになってしまうかもしれせん。

そして飛行機はハイジャックというものがあり、飛行機がハイジャックされると、凶悪な場合、アメリカ同時多発テロ事件のようなことが起こります。

飛行機の乗客・乗員は全員死亡、世界貿易センタービルは崩壊、総死者2973人といわれる大惨事でした。

新幹線は新幹線ジャックというものはまずありません。

そもそも、日本固有の高速鉄道システムである新幹線と飛行機の比較をするとき、日本の治安の良さ、技術の高さもあって、「新幹線の安全神話」がよく挙げられます。

40年以上、新幹線のシステム的起因で脱線はあっても死者が出ていないという事実は、驚異的ですらあります。

一方、新幹線をはじめ鉄道は人身事故などが多く、ダイヤが乱れ、何万という利用客に影響を与えることはよくあります。

航空関係の専門家によると、飛行機で毎日1往復していても、飛行機事故に遭うのは438年に1度程度なんだそうです。

新幹線と飛行機の比較は、時間と料金の比較で可否を決めることが多いようですが、新幹線と飛行機に乗ったあと、この便で事故に遭わないかなとつい思ってみることもあるはずです。

しかし、実のところ、新幹線や飛行機で事故に遭う確率は低く、あとは運を天に任せるのみ、ということでしょう。

むしろ、新幹線や飛行機で事故に遭う確率より、自動車事故の方が確率は高いのです。