ドイツ料理とじゃがいも

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ドイツ料理とじゃがいも

料理の世界では、ドイツ料理は、意外と影が薄い料理です。

「ドイツ料理にはどんなものがありますか?」と聞かれても、ソーセージや燻製、ジャーマンポテトと、ビールくらいしか思いつかない方が多いのではないでしょうか。

ドイツは寒い地域なので、ハムやソーセージといった加工品や、にんじんなど各種野菜の酢漬け(ピクルス)、燻製やマリネ等の保存がきく食品が多く発達してきました。

保存のきくドイツ料理の食品の中でも、塩漬けキャベツを発酵させたザワークラウト(ザウアークラウト)はよく知られています。

また、南米からもたらされた「じゃかいも」を用いたメニューは、ドイツ料理の中では、必須のメニューに数えられます。

ドイツの女性は、じゃがいものフルコースの料理ができるようにならないとお嫁にいけない、という言葉があるくらい、ドイツ料理ではじゃがいもは大きな役割をもっているのです。

ドイツ料理は素朴な家庭料理が中心ですが、食物が不足しがちな寒い気候を乗り切るため、限られた食材の中で工夫をこらしてきた、郷土の人々の知恵の結晶ともいえるでしょう。

ドイツ料理の味付けは、日本人の舌にもよく合うと言われています。

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